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<#みなかみボドゲ旅>ゲームを通して地域交流と移住の可能性を探るトライアルイベント開催しました。<レポート>


移住の前のステップとして、「関係人口」という言葉があります。

関係人口とは文字通り、地域との関係性を築いてくれる他地域の方のこと。定期的に地域を訪れたり、その地域の商品を購入したり、地域のことを紹介してくれる、いわばファンのような存在です。


最近、話題になっているワードですが、関係人口が産まれるためには、まずは地域を知ってもらい、気になる存在になることが大事。ということで、今回、リモートワーク等生活拠点が変わっても仕事上影響が少ないクリエイターを中心とした、趣味のグループを誘致して、趣味を入り口とした地域への関心創出・関係人口作りを通して、将来的な移住人口への結びつけることを目指して、トライアルツアーを実施してみました!


では、どんな趣味のグループか?と、いうところで最近FLAPでスタートしたボードゲームコミュニティをきっかけに、アナログゲームを楽しむグループにお越しいただきました。

アナログゲームは、テレビゲームとは違って対面を前提としたゲームです(最近ではオンライン対応も増えてはいますが)。ボードゲームだけでなく、テーブルトークRPGと呼ばれる、紙とペン、サイコロを使った会話型のゲームなど、奥深い遊びがたくさん。最近ではオンラインでもプレイできますが、対面が求められるもの、また人数が集まらないとできないゲームもあるので、愛好者同士の繋がり・マッチングの場としての機能も想定して開催しました。


会場はみなかみ町の新幹線駅「上毛高原」から近く、温泉があり合宿イベントにはもってこいの施設「さなざわ㞢テラス」(㞢はのと読みます。)。

総勢18名が、2泊3日でみなかみ町に滞在し、どっぷりアナログゲームを楽しみながら、みなかみ町も堪能しました。普段はデスクワークが中心で、テレワークも多い皆さん。

初日は雨でしたが、2、3日は天気も良く、美しい自然と山の心地よい風を感じていただけたようで非日常の環境は大満足の機会になったそうです。


たくさんの持ち込みゲームを各々が声かけあってプレイ。なかなか普段できないような3時間を超えるような長時間ゲームに興じたり、息抜きのパーティーゲームや、ロールプレイを楽しむTRPGなど、多様なスタイルでゲームを楽しんでいました。

合間にお仕事をしつつ、遊びとコミュニケーションを図ります。

普段と違う環境での仕事は、脳のスイッチが切り替わるのか、サクサク捗るとのこと。

また同じ思考性、似た分野の業種・職種の人もいることで、新しい仕事のつながりやアイデアの広がりもあったそうです。趣味✖️地域✖️お仕事。多様化するワーケーションの一つの類型の誕生かもしれません!


また同行の仲間が集うことで、新たな閃きが生まれたようで、

みなかみ町の観光パンフレットをめくりながら、参加者同士でゲームの構想を練るシーンも。

今まで地域にない新しい商品・サービスがうまれるきっかけとなっていきそうです。


みなかみ町の楽しみとしては、食事と自然の中でのアクティビティをセット。

田舎暮らしだと日常になっているBBQも、普段楽しめない貴重な体験として、満喫。

日常の中で忘れている、自然との触れ合いを得られる機会となったようで、ツアー終了後のアンケートでも「楽し過ぎて一瞬で終わった」「帰ってすぐに行きたくなった」との嬉しい声もいただきました。



地域としては楽しんでいただけたことはとても嬉しいことですが、まだまだどこで開催しても、変わらないかもしれません。地域の人に参加してもらったり、地域に紐づいたモノ・コト・サービスをアウトプットしたり。この場所だからこその価値を参加してくれた方々と今後も育んでいければ、人と地域の新しい関係が生まれるのではないかと思いました。

今後も「関係人口」をテーマに、様々な企画を立ち上げていきます。

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